トンネル内装板のタイルをステンレス金具でがっちり固定
NETIS登録 KT-150098-A
既存のトンネル内装壁は、排気ガスや湿気・漏水等の悪環境下に置いて、接着剤及び下地板の劣化により、タイルの剥離・剥落が生じる可能性があり改善・改良が強く望まれています。しかし、タイル剥落の対策があまり進んでいないのが現状です。
これらの課題を解決するため、独自で開発した技術を使いトンネル内にタイルを安全に張る工法の開発に成功しました。
ステンレス金具による全タイル保持機構によりタイルの剥離・剥落防止を実現。ステンレス金具とパネル下地板を接着剤でメカニカルに結合・一体化して耐剥離強度を向上させている。
アンカーをパネルのステンレス金具を介して取り付けるため、アンカーの固定強度を向上する。したがって、アンカー取付け位置のパネル下地板の抜け落ちによるパネル落下を防止できる。
既存壁を解体する必要がなく、コンクリート下地の復元とタイルパネル施工を同時に実施して耐久性を向上。
変形に強いパネル下地板を使用しており、容易にコンクリート曲面に沿った曲面仕上げ加工が可能である。
タイルパネルの製作は工場生産であり、高度な職人技を必要とせず安定した品質と容易な現場施工を提供できる。また、既存壁の撤去や施工時の乾燥時間が不必要なため、工期を最小限に短縮することができる。
タイル1枚1枚がポイント金具で固定されているため、トンネル内の劣悪な環境にさらされてもタイルを剥離させる事のない、安全性を確保できるパネル。
タイル1枚1枚が連続したビーム状の金物で完全に固定されているため、長期にわたり剥落を防止する事ができる、国内最高水準の安全性を有するパネル。特に劣悪な環境のトンネル改修には最適。
多種にわたるシステムを組み合わせ、現場の状況やご要望に沿った最適で安全な工法をご提案させていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください。